2017年 01月 10日
ノヴェルチューン&タックルの重要性。
この冬から春に向けてクリアUPのタイミングに出番が増える「クランキングミノー」について紹介です。
クランクベイトだと波動が強過ぎたり通常のジャークベイトだと弱過ぎる、また目線がより高まったタイミングなどが出し時となり春先に向けて一軍のメインアイテムとして使用するのがノヴェル120HF。
ハイフロート設定のためポストスポーンのウキウキゲームのイメージが強いですが、板オモリを使ったスローフロートチューンにすることで低水温期の活性の追いつけないタイミングにも効果的になります。
ウェイトチューンをすることで、フロロ14lbのフルキャストで2.5mレンジオーバーを潜行し、フロロ12lbであれば3mレンジへ送り込めます。
琵琶湖南湖において2.5m〜3mはメインレンジになるためチューニングすることでベストレンジに!
アクティブさんの1㎜厚の鉛板オモリを使用し、ノヴェルの浮力が強いだけに厚めのウェイトの方が調整しやすいのでオススメ☆
こんな感じでフロント&センターに綺麗に貼り付け、フチをペンチなどで押し付けて水圧で剥がれにくいように注意が必要です!
そしてハードベイトの重要パーツであるフックセレクトは、がまかつさんのトレブルSP MH#5 を使用しフックの刺さりフック伸びの無さジャークベイト特有のじゃれるバイトに適した形状でオススメのアイテム☆
完成したチューニング個体を足元で浮きスピードを見るとまだまだ浮力があるように感じますが、比重の高いフロロカーボンラインを使っていることから遠方ではかなりスローフロート状態にあるため、ウィードを交わせる最低限の浮力と追いつきにくい状態の個体に対してベストなセッティングになります。
このチューニングを用いて2.5mレンジオーバーをストップ&ゴーやトゥイッチでアピールしストップ後のスローフロート中に魚を浮上させ食わせるのみ!
例えば3mウィードトップ環境でまずは2mレンジまでガーッと潜らせてからの3〜4巻きの速巻ストップ&ゴーでさらに潜らせながらどのレンジまで食い上げてくるかチェックしたりと、潜らせるレンジ、浮かすスピード時間などを調整できる「浮くミノーフォルムのクランクベイト」と考えて使用すれば一年通して様々なエリアシチュエーションや魚の状態に合わせて仕様やアプローチ法をセレクトして対応できるルアーです。
そしてこのチューニングしたノヴェルを活かすも殺すもタックルバランス次第!ということで巻物ジャンルのタックルがどれだけシビアに釣果に影響してくるかを幾度と体感してきただけに妥協できない点になります。
まずはリールのギア比について。
リップが装着されたクランキングミノー、クランクベイトなどはそれぞれ水噛みの強弱が様々で、ベストなセッティングは速巻リトリーブ使用時においてスムーズに巻けるギリギリの重すぎない巻抵抗加減になるモデルがGOOD。
ハイギア過ぎると巻抵抗が強過ぎて疲れる上にルアーが持つ最大限の水噛みキャパを超えてしまったりとギリギリのスピード調整がしにくくなります。
逆にローギア過ぎると人間がMAXで巻いているのにルアーの持つ最大限の水噛みまで出し切れず巻いてる感覚がスコスコになってしまってるパターンになります。
ノヴェル120HFの場合は幅広く使用できるアブガルシアALC-IB6のスタンダード6ギアを使用し、
その絶妙な差を各ルアーの水噛みによってギア比を使い分けると良いでしょう!
そしてもう一つの重要要素であるロッド。
私が開発したエックスグレイヴ72Mは小型〜中型プラグのリトリーブ使用に特化させたものです。
グラスロッドレベルのダルさに近づけさせつつ程よい感度と粘りを生み出す低弾性カーボン素材をセレクト。
この要素を用いてスローテーパーデザインにすることで、キャストフィーリングの良さそしてそこから来る飛距離、低弾性素材によるスローテーパーカーブでロッド全体がアクションを受け止め仕事することでルアーが持つ最高の水噛みアクションを殺すことなく発揮させます。
人間には感じきれないレベルのこうした要素がプラグロッドには求められていて、リップの面積が小さく水噛みの弱いルアーになるほど大きな差が出ると思います。
そして何より低弾性素材のロッドが全体に曲がることでショートバイトの浅いかかりを食い止めたりバス自体が暴れないこと。
大袈裟かもしれませんがバスが釣られてることにあまり気づいていない!
つまり曲がるロッドだから魚をリフトアップでき、硬かったり先調子のロッドだとバスも暴れてショートバイトのバラシも増えるということです。
最近では珍しいテーパーデザインとなりつつあるためファーストやレギュラーテーパーに慣れた場合で使用すると最初はぎこちなく感じるかもしれないですが、自身の追求してきた経験からやはりこのカタチになったといえます。
バスの活性がイケイケの場合はタックルバランスの差は現れにくくなるかもしれませんが、そんな時でも必ず色々なカタチで差が広がったりシビアなコンディション下ではさらに躊躇に現れると思います。
ロッドの好みや感覚は人それぞれですがプラグの巻を追求したいアングラーにオススメできます(^^)
ということで、より釣るためのタックルバランス&ノヴェルチューニングの紹介でした!
次回はマグナムクランクについて紹介したいと思います!
クランクベイトだと波動が強過ぎたり通常のジャークベイトだと弱過ぎる、また目線がより高まったタイミングなどが出し時となり春先に向けて一軍のメインアイテムとして使用するのがノヴェル120HF。
ハイフロート設定のためポストスポーンのウキウキゲームのイメージが強いですが、板オモリを使ったスローフロートチューンにすることで低水温期の活性の追いつけないタイミングにも効果的になります。
ウェイトチューンをすることで、フロロ14lbのフルキャストで2.5mレンジオーバーを潜行し、フロロ12lbであれば3mレンジへ送り込めます。
琵琶湖南湖において2.5m〜3mはメインレンジになるためチューニングすることでベストレンジに!
アクティブさんの1㎜厚の鉛板オモリを使用し、ノヴェルの浮力が強いだけに厚めのウェイトの方が調整しやすいのでオススメ☆
こんな感じでフロント&センターに綺麗に貼り付け、フチをペンチなどで押し付けて水圧で剥がれにくいように注意が必要です!
そしてハードベイトの重要パーツであるフックセレクトは、がまかつさんのトレブルSP MH#5 を使用しフックの刺さりフック伸びの無さジャークベイト特有のじゃれるバイトに適した形状でオススメのアイテム☆
完成したチューニング個体を足元で浮きスピードを見るとまだまだ浮力があるように感じますが、比重の高いフロロカーボンラインを使っていることから遠方ではかなりスローフロート状態にあるため、ウィードを交わせる最低限の浮力と追いつきにくい状態の個体に対してベストなセッティングになります。
このチューニングを用いて2.5mレンジオーバーをストップ&ゴーやトゥイッチでアピールしストップ後のスローフロート中に魚を浮上させ食わせるのみ!
例えば3mウィードトップ環境でまずは2mレンジまでガーッと潜らせてからの3〜4巻きの速巻ストップ&ゴーでさらに潜らせながらどのレンジまで食い上げてくるかチェックしたりと、潜らせるレンジ、浮かすスピード時間などを調整できる「浮くミノーフォルムのクランクベイト」と考えて使用すれば一年通して様々なエリアシチュエーションや魚の状態に合わせて仕様やアプローチ法をセレクトして対応できるルアーです。
そしてこのチューニングしたノヴェルを活かすも殺すもタックルバランス次第!ということで巻物ジャンルのタックルがどれだけシビアに釣果に影響してくるかを幾度と体感してきただけに妥協できない点になります。
まずはリールのギア比について。
リップが装着されたクランキングミノー、クランクベイトなどはそれぞれ水噛みの強弱が様々で、ベストなセッティングは速巻リトリーブ使用時においてスムーズに巻けるギリギリの重すぎない巻抵抗加減になるモデルがGOOD。
ハイギア過ぎると巻抵抗が強過ぎて疲れる上にルアーが持つ最大限の水噛みキャパを超えてしまったりとギリギリのスピード調整がしにくくなります。
逆にローギア過ぎると人間がMAXで巻いているのにルアーの持つ最大限の水噛みまで出し切れず巻いてる感覚がスコスコになってしまってるパターンになります。
ノヴェル120HFの場合は幅広く使用できるアブガルシアALC-IB6のスタンダード6ギアを使用し、
その絶妙な差を各ルアーの水噛みによってギア比を使い分けると良いでしょう!
そしてもう一つの重要要素であるロッド。
私が開発したエックスグレイヴ72Mは小型〜中型プラグのリトリーブ使用に特化させたものです。
グラスロッドレベルのダルさに近づけさせつつ程よい感度と粘りを生み出す低弾性カーボン素材をセレクト。
この要素を用いてスローテーパーデザインにすることで、キャストフィーリングの良さそしてそこから来る飛距離、低弾性素材によるスローテーパーカーブでロッド全体がアクションを受け止め仕事することでルアーが持つ最高の水噛みアクションを殺すことなく発揮させます。
人間には感じきれないレベルのこうした要素がプラグロッドには求められていて、リップの面積が小さく水噛みの弱いルアーになるほど大きな差が出ると思います。
そして何より低弾性素材のロッドが全体に曲がることでショートバイトの浅いかかりを食い止めたりバス自体が暴れないこと。
大袈裟かもしれませんがバスが釣られてることにあまり気づいていない!
つまり曲がるロッドだから魚をリフトアップでき、硬かったり先調子のロッドだとバスも暴れてショートバイトのバラシも増えるということです。
最近では珍しいテーパーデザインとなりつつあるためファーストやレギュラーテーパーに慣れた場合で使用すると最初はぎこちなく感じるかもしれないですが、自身の追求してきた経験からやはりこのカタチになったといえます。
バスの活性がイケイケの場合はタックルバランスの差は現れにくくなるかもしれませんが、そんな時でも必ず色々なカタチで差が広がったりシビアなコンディション下ではさらに躊躇に現れると思います。
ロッドの好みや感覚は人それぞれですがプラグの巻を追求したいアングラーにオススメできます(^^)
ということで、より釣るためのタックルバランス&ノヴェルチューニングの紹介でした!
次回はマグナムクランクについて紹介したいと思います!
by miyahiro_bass
| 2017-01-10 10:39
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